NZで2回目のロックダウン

Kia ora！Naomiです！

今日はNZの現在（2020年8月17日）の状況を書こうと思います。

本当はNZの留学情報とか諸々を投稿していく予定だったのですが、自分の記録としてもタイムリーに残しておきたいと思ったので投稿します。

2回目のロックダウンまでの経緯

日本のニュースでもよく取り上げられていたとのことなのでご存知の方も多いと思いますが、NZは2020年3月25日からNZ独自の方法でロックダウンを開始しました。

4月27日：レベル３、5月13日：レベル２、6月9日：レベル1
と徐々に制限を解除し8月11日までの102日間、新規コロナ感染者数0人の記録を残しました。

レベル２になってからはある程度の規制はあるものの、ほとんどロックダウン前の生活と変わりありませんでした。
レベル１になってからはコロナのことを考えて生活している人はいないのではないかと思うほどにコロナ以前の日常を送っていました。

しかし、8月11日新規コロナ感染者がオークランドで4人確認され、21時頃のニュースでロックダウンアラートレベルの引き上げが発表されました。

22時12分に各々のスマホに緊急速報が来ました。（緊急地震速報と同じような感じでした）

内容は8月12日の正午からオークランドはレベル３に、その他の地域はレベル２に引き上げるとのことでした。期間は3日間と発表されました。

政府は記者会見で、前回と同じようにスーパーや薬局は閉めないから買い占めを行う必要はないと発表しましたが、夜中までやっているスーパーに行列が起きてました。

Naomi

私は12日にバイトがありましたが、例外なく休みになりました。

前回と違いみんなロックダウンになったことに慣れている様子です。
前回０人まで抑え込むことができたことによりこの国に安心感があるのか反抗している人も少なく感じましたし（国民性？）、ルールを破って逮捕者が出ている様子もないです。

またレベル３のため完全なステイホームより緩和されており、ビーチや公園では親子で遊んだり家族で散歩する様子もあります。交通量も前回のロックダウン中より多いです。

マスクの着用に関しては、前回と比較すると着用率が格段に高いように思います。
今回は政府がマスクの着用を推進しているのが理由の一つにあると思います。

また、欧米人にはマスクをする習慣がないため、前回は自宅や職場に在庫がなく着用できなかった人が多かったと見られますが、ロックダウン解除後スーパーや薬局でマスクの在庫が多くあったので、購入していた人が多かったのではないかと推測します。

ロックダウンになってからもマスクの在庫は十分にあるようでスーパーや薬局で購入できます。

前回同様、スーパーや薬局などのエッセンシャルワーカーは感染予防をして営業することと、在宅ワークができる仕事は在宅にするようにと政府から発表がありました。

また、レストランやバーは基本的に閉めなければなりませんが、テイクアウトやウーバーは可能です。（実際に私もマクドナルドのウーバーを頼みました。）

ソーシャルディスタンス（２ｍ以上）を保てるのであれば営業してもよいとのことで空いているお店もありました。
私の近所では車の整備のお店は空いてましたが、個人経営のお肉屋さんは閉まっていました。

オークランド内の学校はオンライン授業に切り替わりました。
学校によるかと思いますが、１～数日休校して切り替わったようです。
近くの小学校は1日休みで13日からオンラインになったと聞きました。

この3日で新規感染者数は２９人にまで増えました。
オークランド内でのクラスター感染とのことです。

そして今後の方針について17時から首相の記者会見があるとのことで、この日は全員がテレビの前で待機していたのではないでしょうか。

政府の方針は、現在のアラートレベルを１２日間継続する（8月26日23:59まで）とのことでした。

そして8月21日に一度評価をするとの発表がありました。

前回同様、明確な日付や中間の予定のことまでしっかり発表があるため、先行きが不明な状況ではありますがなんとなくの安心感があります。

１日１０人単位で患者が増え、合計９０人の感染者がいるようです。

新規感染者はクラスター内と、海外からの帰国者が隔離されている施設内での発生によるもので、現在は新たなクラスターは確認されていません。

住民の混乱等も現在見られておらず、スーパーの食品の在庫も問題ないようです。

今後のことはまだ発表されていませんが、２１日に中間報告とともに何かしら政府からの発表等があるのではないかと思っています。

これ以上の感染拡大がなく、また以前の生活に戻れることを祈るばかりです。

また何か動きがあったら更新したいと思います。

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